2025年9月14日
韓国岳

韓国岳登山口(9:25)~硫黄山火口展望所(10:05)~5合目(10:45)~韓国岳(11:30)~休憩(12:30)~韓国岳避難小屋(13:10)~つつじヶ丘登山口(14:30)~えびの高原第一駐車場(14:35)

こんにちは。

今回は鹿児島に行って来ました。我が家は遠方への旅行計画を立てる時、できれば1日は登山にしています。行きたくても滅多に行けないからね。折角の機会ということで。北海道なんて日本百名山が10座もありますから、旅行ついでにちまちまと行っといた方が良い。でも北海道の山は子連れで登るにはハードルの高い山が多い…あれ?鹿児島にちょうど良い百名山があるぞ!ということで。

前泊して朝はゆっくりホテルの朝食をいただいてから、車で約20分でえびの高原第一駐車場に到着。3連休、遅めの到着でも満車ではありませんでした。

トイレなど済まして早速出発です。

登山口過ぎると硫黄の香り漂うオレンジの川?が見えます。

序盤はなだらかな登りです。

見頃っぽいアザミがたくさん咲いていました。今まで登った山の中で一番アザミが多かった印象です。

硫黄山の噴煙が最もよく見えるポイントに到着。息子は近くにいたハイカーさんに花の名前を教わったり会話を楽しんでいました。父の100倍コミュ力の高い息子です。いま気付いたけど英語表記だと「iwo」なの…?

噴煙のズーム。動体は写真より動画の方がいいよなって思ったりします。

遠方にはえびの高原第一駐車場が見えます。意外ともうここまで登って来たんだなと実感すると共に、これ以上登ると帰りが大変だなあという感覚が芽生えつつも押し殺す。

先はまだ長いので進みます。登山道には大きな岩がごろごろしています。

こちらは5号目、山頂まであと0.9kmです。10号目が山頂なので等間隔の前提で考えると180m毎に次のポイントに辿り着くことになる…。

休憩所の中は前日までの雨で下が水溜りになっていました。

思えば5号目あたりから赤い石ころが増えてきています。

8号目、残り0.4km。山頂に近付くにつれて霧が強くなってくる…。

まもなく山頂というところ、溶岩の鉄分が錆びて赤くなった石ころたちがゴロゴロしている。

山頂到着!風も強く半袖1枚だとやや肌寒いくらい。

山頂からの景色は霧のせいであまり見えませんでしたが、霧が一瞬晴れて新燃岳が見えた瞬間!みんな総立ちで新燃岳の方を見ていました。更にその奥には高千穂峰がありますが、あとちょっとのところでそのご尊顔を拝むことはできず。

こちらは大浪池(おおなみのいけ)。昔、お浪という娘が池に飛び込み、帰らぬ者となったんだとか。詳しいストーリーは霧島市HPに掲載されておりました。

そして個人的ベストショットはこちら。火口の迫力がぱない。写真では全く伝わらないですが、断崖絶壁すぎて怖すぎました。是非ここは目で見て風を受けて体感してほしいところ。

さて、昼食もほどほどに下山開始。

大浪池方面へ階段を降りていきます。霧で見えないですが、目下には大浪池が広がっていたのかな。

しばらく階段を降りていくと樹林帯へ入っていきます。樹林帯になると前日の雨の影響で木道が滑りやすく、やや危なくなっていました。樹林帯は日が当たらないから道が乾き辛いですね。

しばらく標高を下げ続けてきましたが、ある程度下るとそこから登山口までは標高があまり変わりません。こちらの避難小屋に着いた頃にはもう登山口とあまり変わらない標高に。

標高は変わらないと言ったものの、実際には登って降りてプラマイゼロみたいな道だったりするのでちょっとイヤらしい。

しばらくいくと舗装道路にでるのでえびの高原駐車場までちょっと歩いて今回の登山は完了です。

下山後、ビジターセンターから今回登った韓国岳の全容を見る。やっぱり山頂は雲の中。今日もたくさん歩いたなと達成感に浸ります。

ご褒美に紫蘇ソーダを飲みました。ここのは味が濃くて美味しかった!私の紫蘇ソーダランキングの上位に食い込んできました。

最後に足の疲れた息子と、全く疲れていない娘が足湯に浸り、娘はズボンを濡らしたので私は眉間に皺を寄せながらホテルまで車を走らせました。

九州にはまだ登頂すべき百名山もあるし九重山にも足を運んでみたいけど、都内在住かつ子連れだと気軽に来れたもんじゃありません。屋久島の宮之浦岳も死ぬまでにもう一回テント泊登山をしたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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