2025年5月5日
棒ノ折山

白谷沢登山口(8:25)~岩茸石(10:20)~権次入峠(10:50)~棒ノ嶺(11:10)~休憩(12:30)~白谷沢登山口(14:15)

今回は棒ノ折山へ行ってきました。
5歳の息子にとって少し難所と思われるコースがありそうだなと思いながら車を走らせ白谷沢登山口へ。結果的に体力的にもちょうど良く冒険気分を味わえた良質な登山でした。

冒頭の通り、白谷沢登山口からスタートです。登山口の左右にそれぞれ7,8台くらい収容できる駐車場があり、GW中でしたが8時着で満車直前。もし駐車できなかったら「さわらびの湯」の駐車場に停める予定でしたが、そこは登山口から徒歩30分ほどの場所。大人だけならまだしも、子連れだと…ねえ。

ここには少し大きめのカエルがいる模様。以前、鍋割山に登った時に妻が大声で悲鳴を上げて「クマが出たか!?」と思ったらカエルだった記憶が脳内にチラつきます。

序盤からそこそこの登りです。当然子供はゆっくりなのでいつも意識は後方へ。

登山開始からまもなく沢沿い歩きが始まります。

足場は良いわけではないですが息子もそこそこスイスイと登れるようになってきた。

沢沿いを一気に登って標高を上げます。沢がなければただのキツイ登りですが、この両側の岸壁に挟まれた空間が冒険感を演出している…気がします。

この岸壁に挟まれた渓谷のことを”ゴルジュ”というらしいです。フランス語で”喉”を意味するそうで、確かに喉ってこんな感じですよね。

そんなゴルジュとやらを抜けるととても急な階段が立ちはだかります。

息子にはキツイかなーって思いましたが鼻歌うたいながら登ってました。

写真だと伝わり辛いかもしれませんが、上から見ると結構な高さ。下の人をこの角度で見下ろせるのだからそれだけ一気に登ったんです…という説明でどうにかご想像いただきたい。

その後もちょっとロープが足らされているような箇所もありました。

そんなこんなで少し開けた場所に来たのでちょっと一息。ここから山頂まであと1時間くらいかな?登山口から落ち着いて休める場所がなかったので、娘を背負っているベビーキャリアも置いてしっかりと休みました。

先ほどの休憩スポットから少しの急登を登ったら歩きやすい道を少々。

すぐに岩茸石に到着します。ベンチもありますが多分みんな休んだばかりなのでここに留まっている人はいなさそうな様子。

ここからまた登りが続きます。階段もありますが、どうやら老朽化で危ない箇所もあるようで、階段の横を歩くようにとの注意書きがあったりしました。多分このあたりが一番の踏ん張りどころ。

辛い時だからこそね、楽しく登ることも大事ですね。

こちらが権次入峠。”ごんじりとうげ”と読むそうです。ここまでくると山頂まであとちょっと。最後の一呼吸を入れて休憩はそこそこに出発しました。

ちなみに、前述の”ゴルジュ”という単語はここの説明書きで知りました。

ということで、権次入峠から10分ほどで山頂に到着です。棒ノ折山は山頂が広くて良いですね!

1,000m弱で山頂が広く景観も良し。山頂の賑わいから人気度がうかがえます。

苦労して登って、良い景色を見た時の感動は写真では伝わらないと思います。朝早起きして頑張って登った人たちの特権。

この日は見えませんでしたが、条件が良いと日光白根山とか男体山まで見えるのですね。流石に空気が澄んでいる時でないと見れなそうに思える。

天覧山、日和田山は近隣の山ですね。登ったことはないけど、いずれ登ることになりそうな山たちです。

そのあと山頂でゆっくりお昼休憩を取り、下山を開始しました。来た道を戻るのではなく、先へ進む周回コースを利用しました。

こちらのコースは景色が代わり映えなく、人もほとんどいませんでした。偶然この日人がいなかっただけかもしれないですが、人気のないコースだったのかなと思いました。ただ、子連れであの急な沢沿いを下るのは少し危ない気もしたので、そういう意味ではこちらのコースで結果的には良かったと思っています。

道中、木の隙間から水面がチラホラ見えていましたが、山頂から約2時間弱歩いてようやくそのご尊顔と対面。

こんなへんてこな階段を下って舗道に出ます。ここから登山口まで5分程度歩いて本日の登山は完了です。

冒険感漂う沢沿い歩きを堪能することができて、楽過ぎない距離感の山頂はとても広々としていて景観も良い。都心からのアクセスの良さもあって、やはり人気な山だなと感じた登山となりました。登山の後はさわらびの湯でくつろぐこともできるのもポイントですね。うちはまだ下の子のオムツが外れていないのでお預けですけど。

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました。

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