2021年10月30日
雲取山
1/2日目

三峰神社(10:15)~地蔵峠(11:30)~霧藻ヶ峰(11:50)~お清平(12:05)~前白岩山(13:15)~白岩小屋(13:35)~休憩(14:05)~~白岩山(14:35)~雲取山荘(15:45)


こんにちは。夫キノコです。

今年は充実した登山ライフを過ごせていますが、それでも心は満たされず。なぜならば…

テント泊がしたい!!

でももう10月末でアルプスなんかは雪化粧を始めちゃったりして。なら防寒を強化して近場の山でテント泊をしようということで、今回は雲取山へ行ってまいりました。

雲取山のテント泊は実は2回目。4年前にも来ました。テント泊でリピートするのは雲取山が初めて。前回は鴨沢から三峯神社に向かうルートだったので、今回はその逆ルートを選定しました。

1日目は三峰神社から雲取山荘(テント泊)、2日目は雲取山荘から山頂を経て鴨沢へ下るルート。基本的に電波が通じない2日コースで中級者向けと言われています。

ということで特急Laviewに乗り(レッドアロー号いつの間に引退してたん…)、西武秩父にやって参りました。三峰神社行きのバスの始発が8:30で西武秩父到着のLaviewが7:41と8:14の選択肢がありました。私たちは7:41着の方に乗ったおかげで、バスは座ることが出来ました。バスが1時間15分(9:45着)と長いので、早い電車でホント良かったと思いました。

三峰のバスターミナルに着くと、結構紅葉してました。ここにはトイレがありますが、すぐに行列ができるので、急ぐか逆にのんびり準備するかのどちらかが良いと思います。私たちはのんびりしちゃいました。

登山口も色付いていていい感じ。今回はちびキノコはおじいちゃんおばあちゃんに丸投げしてますが、なんだかんだちびキノコよりテント泊装備のほうが重い…。

こんな鳥居も通ったな〜と4年前の記憶が蘇ります。

序盤は比較的なだらかな上り坂が続きます。息が切れない程度の、だけど体温は大分上がり私は中厚手のメリノウール1枚でちょうどよかったです。

地蔵峠の手前から道が急になってきます。地蔵峠に着いたらストックをだそうと思っていたのでここは痩せ我慢。

地蔵峠に着く頃には息切れ放題の汗流し放題でした。

地蔵峠を超えると秩父宮御夫妻のレリーフがあります。御婦人の鼻になんか汚れが詰まっていて、鼻くそみたいだと嫁キノコは喜んでいました。

こちらは霧藻ヶ峰休憩所。ちょうどお昼頃だったので賑わっておりました。紅葉も見れるので良い休憩スポットですね。

ご覧の通り、飲み物、カップラーメン、バッチが販売されています。冷やされてはいないけど惹かれます…。

後ろ髪を引かれる思いで休憩所は素通り。

お次のポイントはお清平。到着すると視界の片隅に大きな物体が動くのが見え、「熊か!?」と一瞬焦りましたが…

ただの鹿でした。写真には2匹しか写っていませんが、6,7匹くらい見かけました。立派な角を持った牡鹿も走り回ってたので、少しだけ警戒しました。。

それにしても警戒心がない。慣れてるのかな?多少ズームはしていますが、結構近付いても逃げないのでまじまじと見させていただきました。ここで私が疲れていたので嫁キノコに休憩を提案しましたが、もうちょい先へ進もうということに。今考えれば、ここでご飯を広げると鹿も寄ってきそうだし正解だったかな…。

山頂までのマップがあったので軽くチェック。三峰から山頂までの工程で、お清平がちょうど半分くらいかな?距離や位置関係が見やすい絵だったので気になる方は画像をタップしてご覧くださいませ。

ここからは急登が続きます。4年前に逆ルートでここを下山していた時は「三峰から登るときは急登がエグいな」という感想だったので、今回のルート選定したときからここが一番の山場だと身構えておりました。

頑張って急登を登ると前白岩山。早く次のポイントで休憩したかったので写真1枚だけ撮ってスルー。

そして白岩小屋に到着!実は私はもうこのあたりで足も2カ所つりそうになっており、息切れしている状況なのに眠くてたまらないという満身創痍な状態。山頂に匹敵するくらいの達成感を勝手に感じていました。

ここは景色も開けていて気持ちのいい休憩ポイントでした。私たちはここで休憩に。雲取山荘に水場があるらしいので水は持参しておらず、昼食はパンとおにぎりで済ませました。ご飯を食べて少し目を閉じて休憩、ちょっとの時間内で全力で回復に努めます。

休憩後、歩き始めるとすぐに足がつりそうに…。ちょっと休んでも体が回復しにくくなってきたなあと、年を取ってきたなあと実感。そのあとは白岩山を経て芋の木ドッケ。

なんでもない写真を一枚。紅葉が綺麗だったのと、後ろの大木が折れていて「こんな大木でも折れるんだなあ」と思いましたとさ。写真だと伝わりにくいですね。(すぐに写真のせいにしますがご容赦ください)

お次は大ダワ。ここまでくれば雲取山荘まではあと少しです。こちらの御一行は登山開始から抜きつ抜かれつを繰り返していた方々。重い荷物を持っていたとはいえ、若干の敗北感。

15:45くらいに雲取山荘に到着。テント張るスペースが大方埋まっていましたが、多少足場が斜めのところであればまだ空きがある状況でした。始発のバスで大体コースタイム通りには来ましたが、実はバス到着時点で車もかなり駐車してあったので出遅れていたのかなあと思いました。そして3年振りのテント張りに苦戦、というか忘れてしまっていたのでマニュアルを見ながら時間かけて設営。

夕飯はすき焼き。銀のシェラカップは嫁キノコが会社同僚から誕生日プレゼントで頂いたもので、底には名前入り。(卵で名前バレ防止)夫キノコの分も頂いたのでありがたく使わせていただきました。テント泊で寒い中食べる熱々のすき焼きはマジで堪らん。牛肉堪らん。椎茸堪らん。

テント場はこんな感じ。私たちのテントは写真には写らない、もっと奥の方にあります。

山荘にあるトイレや水場からは少し離れますが、私はこちらの方が開放的で好きですね。風が強い日は微妙かもしれませんが。

星空撮影にチャレンジしてみましたが難しい、というかブレてしまう…。ネットで調べた手順に則り、マニュアルフォーカスで手ブレ補正はオフ。登山用に買った安い三脚でとにかく軽さ重視しているのですが、ちゃんと撮るなら三脚もしっかりしたものでないといけないのかなあ。詳しい人にこういう技術を教わってみたい。

寒くてレンズも曇っちゃうし知識・技術・装備いずれも足りないみたいですね。また気が向いたらチャレンジしてみようかな。

ということで1日目はこれにて終わりです。

登山復帰してからはちびキノコ(11kg)を担いで登っていたので体力にはちょっと自信が付いていたのですが、今回は1日目で大分疲れてしまいました。まだまだ体力的に余裕があると自分に期待していたけどちょっと落胆。これからも頑張ろっと。

2日目の記事は嫁キノコにバトンタッチしま~す。

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