2022年8月26日
旭岳

姿見駅(7:15)~旭岳石室(8:05)~下山決定(9:00)~旭岳石室(10:00)~姿見駅(10:50)

こんにちは、嫁キノコです。

異常なほどの暑さを記録している今年の夏。そして行動制限のない今年の夏。ブログで書くのは初、登山活動を始めてからは3回目の遠征登山に行ってきました。
今年は長期休暇が取れるのでせっかくなら遠い所へ旅行に行きたいと。そういえば北海道に百名山あったよね、よし!行こう!

夏休みの家族旅行も兼ねて北の大地、北海道へ。広大な敷地を誇る北海道には10座の百名山があります。その中でも北海道のほぼ中央に位置する大雪山。50㎞にわたって連なる山々の総称でその最高峰が旭岳。標高は2,291m。さてどんな景色が見れるのか。

 

旭川空港に上陸し旭山動物園でちびキノコ共々楽しんだ後、泊まるホテルへ向かう途中に旭岳の写真をパシャリ。
青空は広がるものの山頂付近に雲がかかっていますが、いよいよかとドキがムネムネ。

そして今回お世話になるホテル、ラビスタ大雪山。ロープウェイ乗り場まで車で1分という好立地。異国の山荘をイメージした内装はとてもおしゃれで雰囲気良きでした。

この時期のロープウェイの始発は6:30ということで始発に合わせてホテルをチェックアウトし乗り場へ。早い時間のためか車は数台しか止まっていませんでした。

始発に乗るつもりがバタついてしまい次の便に乗車。ちなみに料金はトップシーズン(6/1~10/20)だと大人片道3,200円。それ以外は2,200円ですがお高め設定です。

10分ほどの空中散歩を楽しみ姿見駅に到着。降りてすぐに旭岳付近のクマ情報が掲載されています。毎日のように目撃されている場所もあり驚きです。熊鈴は必須ですね。

奥に進むと売店と休憩スペースがありトイレも完備。自動販売機もあるので水分も確保できます。

今回のコースは下の写真の姿見ノ池までは第1展望台から周り、石室5合目から頂上を目指します。頂上に行かなくても旭平を周遊できるようになっていて6月上旬から8月中旬まで高山植物を楽しめます。

姿見駅のテラスから望む旭岳。活火山ならではの山肌は迫力ありますね。いやしかし天気よ。。一応予報だとこれから晴れるはずだけど。

準備したり写真を撮ったりで7:15登山開始。まずは第1展望台を目指します。

高山植物の見ごろは過ぎていましたがまだ咲いている花も。こちらはエゾオヤマリンドウ。

姿見駅から15分ほどで第1展望台へ。大人だけならもっと早いと思います。
どんと構える旭岳がかっこ良く、火口から上がる噴煙が迫力倍増していました。

すり鉢池と旭岳。周遊コースにはいくつかの池があります。

写真左がすり鉢池、右が鏡池。2つで夫婦池とも呼ばれています。

第3展望台を過ぎ姿見ノ池に到着。だいぶガスってきてしまった。このあたりから雨も降りだしてきました。

姿見ノ池沿いに歩いていくと旭岳石室が見えてきます。ここから山頂へアタック開始です。

火山らしい登山道をひたすら登っていきます。旭岳石室を過ぎると登り一辺倒。完全にガスってるけど本当に晴れるよね?

登山道の左手には地獄谷。温泉や火山では地獄とつく名称が多いですね。写真右の小高い所がおそらく山頂。まだ距離はありそうだな。

ごつごつした岩の道がまだまだ続きます。雨も強くなってきて相談しながら進んでいきます。防寒対策は問題ないのですが安全に登って降りるという観点から悩み始めます。

道がだんだんと砂利道に変わってきたあたりで諸事情により撤退を決意。後ろ髪をひかれる思いで下山。山頂が見えているだけに悔しさでいっぱいでした。しかも天気回復してきてるし。

下山中トムラウシ山を発見。百名山の1つで標高は2,141m。こちらもいつか登りたい。首洗って待ってろよ。

進む先には忠別湖も見えました。北海道にはたくさんの湖が点在していますね。さすがです。

だいぶ降りてきてロープウェイの駅も見えてきました。大雪山はアイヌ語で「カムイミンタラ」と呼ばれ神々の遊ぶ庭という意味があります。なんとなくわかる気がする。

こちらはミヤマアキノキリンソウ。黄色くて小さい花が可愛らしい。

旭平周遊コースまで戻ってきました。このあたりかな、私だけエゾリスにお目にかかることができました。サササ~と行ってしまい写真には収められず残念。。

周遊コースに入ってからはちびキノコを開放。よいしょ、よいしょと言いながら進んでおります。次来るときは山頂まで自力で頼むで。

11時ちょっと前に再び姿見駅に戻ってきました。登山客、観光客がぞくぞくと来ており朝より賑やかでした。駅にはクマの目撃情報の他、旭平で見れる植物や動物の情報もあるのでぜひ参考に。

最後にロープウェイから見える旭岳に別れを告げ山麓駅へ。待ってるからまた来いよと言われている気がします。
10分程度で山麓駅に着き、お昼ご飯にパスタを食しおしゃれカフェでコーヒーブレイクをとり、いったん今回の山行は終了。

奇しくも登山活動史上初めての撤退を経験することになりましたがこれもまた1つの成長ということで。安全に登り降りてくるのが基本なのでね。
しかしながら北海道ならではの雄大な景色は楽しめたかなと。もちろん晴れていれば、山頂までいけていればと思い残すことは多々ありますがそれは次回のお楽しみということで。

諸事情によりキノコ一家での登山活動はしばしお休みとなります。夫キノコだけの山行はあるかもしれませんのでその時はお付き合いいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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