天神峠(8:25)~熊穴沢避難小屋(9:20)~天狗の留まり場(10:10)~肩ノ小屋(11:35)~トマノ耳(11:50)~オキノ耳(12:15)~トマノ耳(12:55)~肩ノ小屋(13:10)~休憩(14:00)~天狗の留まり場(14:50)~熊穴沢避難小屋(15:55)~天神平駅(16:30)
こんにちは。
今回は谷川岳に行ってきました。登山はじめたての頃に紅葉を見に行きたいと妻と話していた山、テント泊も行こうと話していた山、子供が産まれて機会を逃してきた山です。
紅葉でもテント泊でもないですが、子供たちを連れて登ってきました。
まずはロープウェイのチケットを購入。ロープウェイとリフトを乗り継いだのですが、往復で大人1人3,500円。小学生未満は無料でした。
久しぶりのロープウェイにワクワクしている息子。
そこそこ長い空中散歩。ロープウェイからは雪渓が見えて期待に胸が膨らみます。
ロープウェイを降りると山頂が!これから目指す山頂が遠く見える。
続いてリフトに乗ります。本来リフトは乗らなくても良いのですが、登りを減らして子供の体力を温存する狙いです。
リフト降りると谷川岳の全容が良く見える!まだ登山始まってないけどテンションが鰻登り!
ということで登山開始!だけどここで気付く。息子は下りがすこぶる遅いんだった。もしかするとロープウェイ降りたところから始めた方が良かったか…?
下りは遅いですが登りは良い感じ。息子にとって谷川岳はこれまで息子が登ったどの山よりも距離や標高差があるため、今日が集大成。
木の間から雪渓がチラリ。今日のお楽しみポイントの一つ。
避難小屋に到着。まだ体力にも余裕があるので軽く飲み物だけ飲んですぐ出発。
避難小屋を越えるといよいよ本格的な登りが始まりました。岩に手をかけて登り、一気に標高を稼ぎます。
標高が高くなると遠方の稜線も良く見えてくる!これは平標山に続く稜線ですが、とにかくカッコいい!
気付けば森林限界を迎え、次第に周りの眺めが良くなってくる。疲労もそこそこ溜まってきた。
天狗の留まり場。”たまりば”って読んでたけど、正しくは”とまりば”だって周りのハイカーさんが言っていたのを盗み聞きして学習。
遠くに見えていた雪渓も段々近付いてきた。
いよいよ雪渓歩き。軽アイゼンを親子共に人生初装備。軽アイゼンは昔から持っていたけどなんだかんだ機会がなくて初使用。未使用のまま捨てることにならなくて良かった…。
軽アイゼンの装着は多少苦戦しましたが、いざ雪渓歩きスタート!
息子を先頭に渋滞を作りながら着実に登っていきます。一歩一歩踏みしめて登る。とりあえず登りはあまり滑りそうな感じもなく、難なく終了。コース全体からすると雪渓歩きもほんの一部分でしたが、歩いてみると結構長かった。
雪渓を登りきるとすぐに小屋に到着!実はここで僕は疲れ切ってしまって小屋の写真も撮っておらず。でも平標山方面の稜線がカッコ良すぎてこっちの写真はなんとか撮っておりました。
小屋から一つ目の山頂「トマノ耳」はすぐでした。でも谷川岳は双耳峰。これだけでは登頂とは言えない!続いて「オキノ耳」を目指します。
トマノ耳から見たオキノ耳。ここの稜線歩きも最高でした。最高でしたがちょっと残りの体力が…。
今度こそ登頂!正直めちゃくちゃ疲れてました。それもそのはず、ベビーキャリアに鎮座する娘は1年前と比べて体重は3kg増。今回は周りにベビーキャリア勢はいませんでした。
写真も撮れたのでトマノ耳へ戻ります。12時過ぎているけどまだ昼食を食べていないのでお腹も空いています。
さっきは小屋の写真撮っていないと描きましたが、このアングルだけ写真撮っていたみたい。あそこまで行ったら昼食!
今回は疲れる想定だったのでバーナーなどは持参せず軽量化目的でパンやおにぎりを持参。小屋にはコーラが売られていましたが、私も妻も現金をほとんどいなかったことが発覚、お店の楽天ペイの機械も不調らしく使えず、なけなしのお金で1本買って3人で回し飲み。クソ暑い中、満身創痍の中、回し飲みで飲んだ少量のコーラは今年1番美味かったかもしれない。
小屋の前でしっかり休息も取ったので下山です。
ピストンなので帰りは割愛しますが、特筆すべきは下りの雪渓歩き。軽アイゼンでは滑るのを避けることが出来ず、転んで息子にぶつかって息子に怒られました。怒った息子は「わざとじゃないんだから優しくしろ」と妻に怒られていました。滑りはしたもののやはり軽アイゼンは必須装備だったかな。
あと下りはリフトではなくロープウェイ降り場に降りてきました。ロープウェイの最終の時間には注意ですね。
下山完了し、写真を1枚。1日の結果がこの1枚に詰まっているとも言える対照的な写真。息子は疲れ切ってカメラに笑顔を向ける気力もなく、娘はベビーキャリアで背負われて絶景を眺めながら寝たり歌ったりで下山後も体力MAX。
ということで絶景の日本百名山を堪能し無事に帰ることができました。平標山方面の稜線歩きもしてみたいし、紅葉狩りもテント泊もしたいし、またいずれまた来たいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。