筑波山神社駐車場(7:50)~登山口(8:10)~御幸ヶ原(9:30)~休憩30分~男体山(10:10)~御幸ヶ原(10:25)~お昼休憩60分~女体山(11:50)~酒迎場分岐(13:40)~筑波山神社駐車場(14:00)
皆さま、お久しぶりです!嫁キノコです。
前回の山行から約1年4ヶ月、大変長らくお待たせしました。(待ってないというツッコミは控えていただけると幸いです)
この度やっと復帰登山に行ってきましたー!
そしてそして私事ではありますが、昨年無事にちびキノコが仲間入りしましたー!(パチパチ)
そんなこんなで私の復帰戦とちびキノコのデビュー戦を兼ねた山はこちら!
どーん!
このシルエットでわかった方なかなかの強者ですな。
正解は筑波山でした。
私たち夫婦の個人的価値観ですが百名山の中で興味がない山の一つが筑波山。(筑波山ファンがいらしたら申し訳ないです)
ちょうど良い機会なんじゃないかと思い登ってきました。
朝4時起きで出発したキノコ一行、道が空いていたおかげで予定より早く筑波山神社駐車場に到着。
朝7時の時点で車の数はこのくらい。思ってた以上に車ある!
とりあえず腹ごしらえと身支度を済ませます。ここの駐車場はトイレがあるので安心です。
今回のルートは御幸ヶ原コースで登り、男体山女体山を経て白雲橋コースで下ります。
筑波山はケーブルカー、ロープウェイがあるため気軽に登れます。百名山なのに気取らない感じ、嫌いではないです。
下調べで往復4時間程度で考えていたため出発するには少し早すぎかと迷いましたが、早く帰れるに越したことはないとさっさと登ることに。
この判断が後々功を奏します。
さてさてここで本日登山デビューを果たす新メンバー、ちびキノコの登場です。
初登山が百名山だなんで贅沢なやつです。
堂々たる姿、気持ちだけは立派な登山家。意気込みを感じられますね。
まずは登山口のある筑波山神社へ向かって歩いていきます。
ん~にしても天気がなあ。一応天気予報だと雨は降らないらしいけど。
神社の中を進みこんな階段を登ると・・・
登山口に到着。8時の時点で人はまだまばら。
それではいよいよ出発しんこー!
序盤はTHE登山道な道を進んでいきます。なんてことない道ですが久しぶりなためすぐに息があがる。
そういえば登山てこんな感じだったな。忘れていた感覚がよみがえってきた。
途中こんな感じで休憩ポイントがいくつかあります。ベンチもあるので一休みするにはちょうど良いですね。初めての方や私達みたいに久しぶりの方にはありがたい。
さらに足を進めていくとケーブルカーの線路が見えてきます。ここは上りと下りがすれ違う瞬間が見れるポイント。
この日は9時からだったので両方の始発列車がすれ違ってました。
さて登山もだんだんと中盤に差し掛かってきました。思いのほか登りがきつかったです。
あまり平坦な道がなく常に登り登りな感じです。
息も絶え絶えになりながらやっと山頂まで残り1キロきったー!
噂だと筑波山て小学生が遠足で登るって聞いてたから高尾山的な位置づけだと思ってたけど、個人的には高尾山より全然つらい!これ本当に小学生登るの?
丹沢を彷彿とさせる階段も出現します。登山の途中にでてくる階段て地味にきつくないですか?
これって私だけですかね?
こんな時は感情を無にしてひたすら登っていきます。これ丹沢で学んだ裏技です。
そんな感じで登っていくと・・・お!なんか建物が見えた!
登山口から約1時間20分、御幸ヶ原に到着。
道中寝ていたちびキノコも着くころには目を覚まし、解放。
がしかし、靴を忘れるという大失態・・・申し訳ない、ちょっと足つぼ感覚で楽しんでくれ。
御幸ヶ原が開けている場所のせいか風が強くしかもこの日は吹く風が冷たく汗だくの私の体温を一気に奪っていく。9月といえど防寒は必須です。
御幸ヶ原でちょいハプニングがありましたが(ちびキノコのあれです、お察しください)まだ時間も早いので男体山へ。山頂までは10分程度なのであっという間です。
本当にあっという間に山頂に到着。
山頂には神社があります。御朱印も書いてもらえるしおみくじも引けます。たしか縁結びて書いてあったような…
一緒に汗水たらして登ったついでに運試ししてみるのも良いかと。
一応お昼過ぎには晴れる予報でしたがまだまだ曇り空。ただつくば市の町並みは見ることができました。男体山の標高が871mと低いため町が近くに見える気がします。
少し景色を堪能し再び御幸ヶ原へ戻ってきてお昼タイムー。
ご飯処はいくつかあるのでお昼を持てなくても困りません。そんな手軽さも筑波山の魅力ですね。
こちらは夫キノコが食したつくばうどん。具だくさんで食べ応えがありそう。冷えた体に沁みる逸品です。
ちなみに私はラーメンをいただきました。
ちびキノコもご飯タイム。ここのレストランには子供用の椅子が準備されているので嬉しいですね。
家族連れで登る山だけあってさすがです。
健気にいただきますをする我が子、かわいい。(親バカ発揮中です)
ここのレストランの屋上には展望台がありここからもつくば市が一望できます。
階段の幅が1人分しかないので譲り合いの精神でいきましょう。
レストランから出てみると時間帯もありより一層賑やかに。御幸ヶ原はとても広いのでお弁当を持参してピクニック感覚で食べるも良い感じですね。
写真中央のコマ展望台がお昼を食したところ。レストランは2階で1階はお土産コーナーになっております。
エネルギー補給も済んだところで女体山へ。こちらも15分程度で山頂へ行けるので楽勝です。
かの有名なガマ石。口のところにお金を投げ入れることができると願いが叶うとかなんとか。
意外と高い位置に口があるので難しそう。まあ願いはそう簡単には叶わないよということでしょうか。
11:50女体山に到着。ちびキノコ初登山にして百名山1座、登頂です。
男体山とは違い展望がある女体山。天気が良ければ富士山が見えます。
ケーブルカー組、登山組、ロープウェイ組が一堂に会しているため山頂は人でごった返してました。
足場が悪いのですれ違うのも一苦労。なかなかスリリングな状況です。
つつじが丘から女体山を結ぶロープウェイ。天気が良ければ雑誌に載りそうな1枚になっただろう。
この時つつじが丘の駐車場への行列が見えていて、周りの人たちも「うわ~あれはすごいね」と口をそろえてました。
写真でも若干見えるかな。
そろそろ筑波山からの景色ともお別れの時間となりました。眺望は全く期待していなかったので少しでも見れたので良しとしよう。
先述している通り、下りは白雲橋コースを行きます。登山客のピークなのか登りは渋滞しておりました。道がとても狭いのですれ違いも難しくなかなか進めない。。。
しかも前日の雨で道がぬかるんで危ない危ない。ちびキノコがいるのでより慎重に。
下山開始から40分程度で弁慶七戻りに到着。この雰囲気のある石門が聖と俗とを分ける門と考えられていて頭上の岩が今にも落ちそうで弁慶ですら戻ったことが由来みたいです。(ネット参照)
光の差し具合が神秘的ですが人混みから逃れたい一心でこの1枚だけ撮って素通り。皆さんは良い写真をぜひ撮っていただきたい。
こんな祠が見えてきたらゴールの筑波山神社までもう少しです。登りも急だったけど下りも急だったため膝がガックガクです。やはり下りのほうが膝にきますね。
この鳥居を抜けたら登山道はおしまい。コンクリートの道に戻ります。下山後のコンクリートが一番堪えるんだけどね。
渋滞等もありましたが2時間程で筑波山神社に戻ってこれました。個人的には復帰登山としてはちょうどいいボリューム感だったかと思います。筑波山をなめてたからこんなにも疲れるとは思ってもなかったというのが本音。
今回は約1年4ヶ月ぶりの本格登山ということで不安と期待が入り混じってたけど結果楽しい山行でした。もちろん道中は辛いことの方が多いですが登頂の達成感に勝るものはないと思い出させてくれました。
筑波山はケーブルカー、ロープウェイと山頂までの足が充実しているのでお散歩感覚でいける百名山。
この手軽さが人気の秘訣なのかな。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
“2020年9月21日
筑波山” への1件のフィードバック