大倉バス停(7:20)~見晴茶屋(8:15)~駒止茶屋(8:40)~堀山の家(9:00)~花立山荘(9:35)~塔ノ岳(10:05)~丹沢山(11:20)~休憩1時間~塔ノ岳(13:30)~花立山荘(14:15)~堀山の家(14:45)~駒止茶屋(15:00)~大倉バス停(16:10)~
育休中の夫キノコです。
いや、本記事を書き始めた時は育休中ですが、公開する時にはもう育休は終えているでしょう。(涙)
6ヵ月の育休期間というのは短いもので妹キノコが産まれてつい最近寝返りを覚えたところです。
でも寝返り返りが出来ず、戻れずに泣いています。これがまたかわいい。
冒頭から登山と無関係なこと書いてますが、丹沢へ行って参りました。
育休が終わる前にガッツリ登山したく、嫁キノコにお許しをもらい、数年振りにソロハイク。
活字嫌いの方は動画をご覧くださいませ。
はい、上の動画見ました?ここまで読んで動画見てこのサイトに戻ってきて続きを読む人なんて皆無だと思いますが、YouTubeに初めて投稿した鋸山の登山動画と比較して、動画作りがちょっと成長したと思っています。って書いている今この時に、本当にリアルタイムに、YouTube始めて初となるコメントの投稿が…(感動)
ちょっとでも丹沢の魅力が伝わったかな。嬉しいねえ。
ということで上述の通りガッツリ登山をしたいという理由で塔ノ岳・丹沢山の縦走を選択しました。
実は五年前にも登っており、辛いからもうしばらくいいやって思ったけど、そんな気持ちも風化してしまい愚かにもまた足を運んでしまいました。
さて、今回は始発に乗って小田原線の渋沢駅へ。渋沢駅からバスに乗って大倉バス停まで行きます。
あ、今度はYAMAPでYouTube見たよってコメントが!しかもホントにちゃんと見てコメントしてくれてるのが良くわかる。感無量ですホントに。(涙)
大倉バス停でYouTube用の冒頭挨拶の撮影。一人で撮影するのが初めてだったので恥ずかしくて堪らんので、人がほとんどいなくなってから、極力人がいない場所で撮影…。
大倉バス停から0.6kmほど普通の道路を歩き、山道っぽい道に入っていく。
と思いきやすぐに足を止めて花の写真撮影。花を黒バックになるように撮りたくて。Mモードでシャッタースピードをなるべく速くして、後からシャドウをマイナスに補正。思うようにならないんだよなぁ。精進あるのみですね。こういうの、講師付きっきりで教わってみたい。
低いアングルでの写真が非日常的で好きです。でも水平になっているかの確認を怠りがち。
何かとトイレとか休むところがあるのは良心的。長距離登山はトイレが心配になりますからね~。
こちらはクマガイソウ。歩いていると道を逸れた斜面のところにハイカーさんがいて「緊急トイレかな?」と思いあまり見ないようにしていたら「お兄さん花の写真は撮らないの?珍しい花が咲いているよ。クマガイソウ。」と声をかけてくれました。私は花には疎く、名前を2回聞き返して、忘れそうなのでメモしました。
大倉バス停から登るこの「大倉尾根」は通称「バカ尾根」と言われていて、とにかく登りが続きます。由来は「バカみたいに登りが続く」とか「バカバカしくなるくらい登りが続く」とか、諸説あるみたいです。
息も切れ切れになるけど、子連れでは味わえない疲労感が久しぶりだとちょっと嬉しい。疲れるのが嬉しいなんて多分今だけですね。
駒止茶屋は息切れしながら通過しました。まだまだ先は長いので。
時折ある平坦な道は撮影で遅れるコースタイムを少しでも巻く為に速足で通過。
なんか気付いたら半分以上きた?って思ったけど目的地は塔ノ岳ではなくその奥の丹沢山なので、半分も来ていない事実に少しげんなり。
堀山の家も休まず通過。休まずに通過するということはまだ余力がある証拠と自分に言い聞かせながら。
こういう遠近感?のある写真が好きです。でもソロハイクだと被写体が欲しくなる。
もしかして、もう塔ノ岳山頂か?と期待しながら階段を登ります。前方の方も疲弊しているご様子…。
でも残念ながら塔ノ岳山頂ではなく花立山荘。この日は平日で閉まっていたけど以前に来たときはここで炭酸飲料を飲んだことを思い出す。
その後「金冷し」という分岐ポイントに。「きんひやし」と読むらしいです。本当かどうか不明ですが、その由来は「男性のあれが冷えるほど怖い場所」なんだとか…。でも実際は全然怖い場所ではないです。
まーたこういう写真撮ってる。
ここを登ればいよいよ塔ノ岳山頂。一段一段、腿の筋力の疲労を感じながら登っていきます。
そして塔ノ岳山頂です!展望は元々期待してませんでしたが、雲はあるものの意外と遠方の山々や街並みが見えました。(動画では360度見渡してる映像載せてます)
休憩したいところでしたが、おにぎりだけ食べてすぐ丹沢山へ出発。
丹沢山へ来た理由。冒頭の通りガッツリ登山をしたいという目的もありますが、登山するからには良い景観も拝みたかった。そこで思い浮かべていたのが五年前にも見たこの稜線。この稜線を歩きたかったんです。多くの方が塔ノ岳をターゲットにしていたのか、塔ノ岳から丹沢山までの工程は人が少なく、それもまた良かった。
まだギリギリ桜も残ってるなんてラッキーもあり。桜のトンネル。
そんなこんなで気付いたら丹沢山に到着しました。ここの稜線は気持ち良かったので意外と短く感じました。
そしてここで昼食に。見栄えは悪いのですが、ジャスミン茶で炊いたカオマンガイ。お焦げと甜麺醤にパクチー。至福の時。めちゃめちゃ美味しかった。ちなみに周りには最初は3,4人いたけど、飯食ってたら自分1人だけになってました。
腹も満たされたし足も少し回復したので来た道を戻ります。
先は長いけどまたこの稜線を歩けるのは苦ではなかったです。ホントに青空が広がっていればよかったのになあ。写真やら動画を撮りながらゆっくりと来た道を戻ります。
塔ノ岳まで戻って参りました。13:30頃だけど、来た時よりも人は少なくなってましたね。
さてさて、下山です。ここまで登りばかりだったけど、ここからは下り続けるので使う筋肉がまた変わってくる。そういう意味では下り始めはまだ元気。
そういえばこんな道も通ったなあと思いながら。
登りでは気付かなかったけど、なんか花が咲いてたり。花には疎く、名前不明。(クマガイソウを教えてくれたハイカーさんがいればよかったのに。)
登りとは逆に、下っていくと樹林帯に入っていき景色は見えなくなります。(ものすごい当たり前のことを書いてるな…)
バカ尾根を下って下って下りまくる。
登りが長ければ下りも長い…。
というこどで結果的に9時間弱の山行。久しぶりのロングトレイルで疲れ果てましたが、登ってよかったです。重い腰を上げてクタクタになっても、もし何もしていなかったらと考えるとやっぱりやってよかったなと思いますね。恥ずかしいと思いながら人目気にしながら1人カメラに向かって喋って撮影しながら長い距離歩いて。これも終わればいい経験だった。
以上、塔ノ岳及び丹沢山でした。
次はまた家族登山になると思いますが、個人的には飯盛山に登ってみたい。登るかわからないけど。
最後までお読みいただきありがとうございました~