2018年8月4日
富士山(須走ルート)
1/2日目

須走口五合目(9:00)~本六合目(11:00)~七合目(12:15)~お昼~本七合目(14:15)~八合目(15:00)~本八合目(15:35)~八合五勺(15:50)~九合目(16:15)~山口屋(16:45)

来たる8月4日

今年の目標の1つ、富士山登頂。ついに決行されました。

日本人として生きているうちに登っておきたいと思ってはいたけど、それ以上に魅力的な山が多すぎて後回しになっていました。

夫キノコと友人が富士山に登る計画を立てていたのでこの機会を逃すまいと!予定を合わせて行ってきました。

いざ、日本最高峰の頂へ。

時刻は朝の4時過ぎ、前日に借りたレンタカーに乗りまずは待ち合わせの道の駅すばしりへ。

今回は須走ルートを選択、山頂にある山小屋で1泊の予定。マイカー規制のため登山口までは須走IC近くの須走多目的広場からふじあざみラインと言うバスで向かいます。

須走多目的広場の特設駐車場の富士山。想像してた山容と違くて一瞬わからなかった。よく見る富士山は山頂が白いから不思議な感じがしました。

須走多目的広場から30分間隔くらいでバスが運行しています。料金は往復1,800円。

バスに乗ること30分ほど、8時半過ぎにスタート地点の須走口五合目に到着。降りてきた人、これから登る人でいつもの山とは比べ物にならないくらい賑わっていました。さすがは世界遺産!

登山届を提出しいざ出発ー

山小屋を予約した際「8時には登り始めてくださいね」というアドバイスをいただいていたのですが、実はこの時すでに9時過ぎ。果たして間に合うのか…

六合目あたりまでは樹林帯を進んでいきます。すぐに開けた道を歩くと思っていたので意外でした。写真で見ると木々の緑が綺麗ですが、この時すでに疲れていてそれどころではなかった(笑)

都会ほどではないけどけっこう暑くて汗が止まらなかったです。

気分転換に花をめでたり。こちらはヤマホタルブクロ。下向きに咲く花って山でよく見かける気がします。

たまにこうした視界が開けて山頂を見ることができます。しかし遠いな。

須走ルートは王道の吉田ルートに比べ混雑度は低め。登山口こそ賑わってはいますが一度登山道に入れば人が少なくなります。その分周りを気にせず自分のペースで歩けるのはいいところ。

登り始めて1時間ほどで新六合目に到着。気持ち的にはとても長く感じました。とりあえず一休み。休憩していたら隣の外人さんからナッツのおすそ分けがありました。そういえばわりとラフな格好で登ってたな。

だんだんと木々も減ってくる中であったのがムラサキモメンヅル。紫の花が多いのかな?

樹林帯を抜けると特に変化はなく同じような道をひたすら頂上に向かって登っていきます。新六合目から1時間、本六合目に到着。

ここは景色を見ながらご飯が食べれます。しかもアヒルさん付き。こういった遊び心好きです。青い空に白い雲の中、アヒルさんの黄色が映えますな。

あまりの暑さにパピコを購入した友達キノコ。豪快にこぼしてたので記念に1枚。ひとつ前の小屋でもクーリッシュを食べてた気がするが気のせいかな?※この後きちんとふき取りました。

本六合目でオロナミンCを飲んで元気を補給。七合目を目指して進みます。さっきより山頂が近くに見える?

オロナミンCとパピコで元気いっぱーい!こんな山道どうってことないぜ!

数分後。。バテるの早っ(笑)

道自体は舗装されているので歩きやすいですが緩やかな坂道がずっと続くので正直つらいです。登って思ったのは本当に体力勝負。体力と忍耐さえあれば誰でも登れます。

やっとこ本七合目。時間も12時過ぎてたのでここでお昼休憩。

富士山は山小屋が充実しているので、食料や水も最悪なくても大丈夫な気もします。下で買うよりは高いですが荷物を少なくするのであれば山小屋で補充も有りかと。ご飯も美味しそうでした。

紹介が遅れましたがこちらが今回のメンバーです。なかなかの精鋭たちが集まりました。

エネルギー補給をし再出発!森林限界を超え砂礫地に咲いているのがイタドリという花。一見、花なの?って思いますよね。

本七合目は割と早く感じました。時間にして40分程度。見晴館というだけあって天望が素晴らしかったです。

空中にいるような感覚が味わえました。写真だと伝わりにくいですがこの日は天気恵まれていたため遠くの方まで良く見えました。登山道が単純なため景色をみて気分転換。

15時過ぎ、本八合目に到着。ここら辺は次の山小屋までの間隔が近いので疲れた体にはありがたかったです。

大分高度を上げてきたので酸素を補給。高山病対策のためにね。1本を5人で分けました。効果については正直不明です(笑)

須走ルートは登山口が1970mと吉田ルートや富士宮ルートと比べ低め。その分自分の足で標高を上げなければなりません。ただ徐々に高度を上げていくため高山病へのリスクは少ないとされています。いきなり高い場所に行くとかかりやすくなるみたいです。

ここの山小屋で売っていたパンがものすごく気になったけど食欲がなかったので断念。どなたか食べたことがありましたら感想を教えてください!

ここらへんから天気が急変。さっきまで青空が見えていたのに霧がかってきてしまいました。

本八合目を後にし目指すゴールまで希望が見えてきました。が、しかしいつまでも続いていくような登山道。単調で長い。こういった感じは丹沢と似ていますね。

15時半過ぎに八合五勺の御来光館に。標高3,450m。今までで一番高いところまでやってきました。さすがにここまで登ると肌寒かったです。

八合五勺を過ぎると山頂まで山小屋はありません。ここからいよいよラストスパートです。

すると上から「あっ虹!」と幼い声が。頑張っているご褒美でしょうか。七色全部は見えないまでもしっかり色が確認できました。写真は青までですが肉眼だと紫も見えてました。

ゴールの鳥居も見えてはいるけど遠い。無心で登るしかない。そんな中、小学生の団体がいて先に上にいる子たちがまだ登っている子たちに「がんばれーもうちょっとだよー!」と声援を送っていました。勝手に私も励まされてました。ありがとう。

いよいよ九合目までやってきました。ここは山小屋はなく鳥居と祠?みたいなのだけありました。雨が降ってきたので雨具を装備し先へ急ぎます。

九合目からは岩がごろごろしていて傾斜も急だった記憶が。雨も降っていたせいで足元が悪く滑りそうになったりもしました。最後の最後にこれかよと。道も狭いので少し渋滞が起きてました。

坂を登りきりこの鳥居をくぐると

ゴーーーーール!!!!よく頑張りましたよ。ふらふらになりながらもついに辿り着きました。

登頂記念にバッヂを購入。ここでは日付を刻印してくれます。これでまた1つ百名山バッチが増えました。

疲れきった体に夕食のカレーは最高においしかったです。素朴だけどスパイシーでペロリと食べちゃいました。

こうして無事なんとか着きましたが、予約時に言われた時間には間に合いませんでした。。それでも快く受け入れてくださった小屋の方には本当に感謝です。

明日はご来光を見る予定。小屋の方曰く渋谷のスクランブル交差点並みに人でごった返すとのことなので覚悟して挑みたいと思います。この続きは2日目に・・・

2018年8月4日
富士山(須走ルート)
1/2日目
” への2件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。