大倉(8:00)~二俣(9:20)~~後沢乗越(10:20)~鍋割山(11:10)~休憩50分~後沢乗越(13:00)~二俣(13:50)~大倉(15:05)
こんにちは。夫きのこです。11月になり少しずつ冷えてきましたね。寒くなってくると温かいうどんが食べたくなりますよね。
この度、鍋割山へ行って参りました。テレビにも出てたりするので知名度は高いと思いますが、山頂の山小屋では鍋焼きうどんが食べれます。今回は鍋焼きうどんを目的に、鍋割山を選定しました。
前回丹沢エリアに足を運んだのは当ブログの最初の記事で書いた丹沢主脈縦走の時。丹沢の後に富士山に登って「富士山より丹沢の方が辛いんじゃないか」と思ってから、丹沢はキツい山と印象付いてました。前回ほどではないにしろ、多少の覚悟を持って臨んできました。
また、槍ヶ岳で雨に濡れて瀕死状態(一部機能が使えない)になったカメラが、涸沢ヒュッテに行った時は療養中でしたが、今回の登山では19,008円で復帰を果たしてくれました。いずれにせよどうせ大した写真は撮れませんが自分としては嬉しいところ。
さてさて、登山口までの交通手段は前回同様、渋沢駅からバスで大倉へ行く経路です。全員乗れるのか心配でしたが杞憂でした。当然座れませんでしたが15分程度なので問題なしです。
大倉に到着。丹沢に来る時は毎回曇りですね。2回しか来てませんけどね。
上の写真の左らへんに、下の写真の分岐があります。前回は塔ノ岳方面でしたが今日は左へ。
登山口から山頂までは7km強です。途中までは若干登り気味のほぼ平坦な道。
景観もそんなに変化ありませんでした。
調べてみたけど似たようなのが多いので自信ないですが「さらしなしょうま」という花だと思います。この時期になると咲いてる花は少ないですね。
何故かビートルズ感を出そうとする嫁きのこ。本場がどっち向きのポーズだったかは忘れましたが、ここは右に向かいます。
丹沢はヒルがでます。残念な感じで塩が雨水に沈んでいました。ちなみに夏場は蜂も多いらしいですね。
こちらは二俣というポイント。ここの橋で軽く跳ねるとビヨンビヨーンと歪んで少しおもしろいです。…無駄な情報ですね。広い場所なので休憩しても良いと思います。
この先で分岐点がありますがここを右に曲がる人は見かけませんでした。標識通り、鍋割山に行くには左に向かいます。右に進むとどんな道なのか今更ながら気になりますね。
その先もあまり景観は変わりません。
さらに進むと大量のペットボトルのお出迎えです。看板に書いてますが、ここの水は鍋焼きうどんに使われるもので、山小屋の方が水を全て運んでいる訳ではないようです。ですので、ボランティア精神に則り山小屋まで持てる方は持っていきましょう。
と言いつつ実は私はこの日、お試しで10Lのアタックザックで来ていたためペットボトルは入らず、嫁きのこに持ってもらいました。
ここからいよいよ上りが始まります。
単焦点にレンズを交換。個人的に気に入った写真です。森の中を散策してる感が出せたかと。。
途中からザックカバーが付いていることにお気付きになった方は少ないと思いますが、実は少し前から小雨が降ってきてました。
これまでも色んな山で見ましたが「マムシグサ」です。どうやら有毒らしいので間違っても口にしてはいけないらしい。
その後、ここを登りきると稜線歩きが待っています。
後沢乗越です。山頂まで残り1.7km、ラストスパート感が出てきます。
この辺りから霧と雨が強まってきました。
私は荷物削減キャンペーンをやっていたので傘もレインコートもゴアテックスも持っておらず、カメラにタオルを巻いただけ。19,008円で学習したのでカメラは守りましたが自分自身はびしょ濡れになりました。
霧も更に強くなって先が見えなくなりました。晴れてたらどんな景色だったんでしょう。
タオルを巻いていたのでカメラも曇ってしまいましたが、この先が山頂です。
到着!天気悪い!
鍋焼きうどんは勿論のこと、おしるこって…めっちゃそそられる。炭酸が飲めるのも良いですよね。夏場、下山後に飲む炭酸の最初の一口が私は大好きです。はい。
山小屋の中に入ると暖かくてとにかく湿度が高いです。活気と表現していいのか分かりませんが、小屋内は店員さんの声が響き渡ってました。荷物は外に置いて通路を開けること、店には続々とお客さんが来て回すのも大変なので気を遣いましょ〜
こちらがこの日のお目当て、鍋焼きうどん!めっちゃ美味そうやん…。おしるこはこの日はお皿が足りず作れなかったみたいでした。ホントに忙しかったのでしょう。無念です。
鍋焼きうどんを食らう嫁きのこ。お手製スペシャルきのこアイコンで隠してるけどなかなかどうして、鋭い目をしていらっしゃる。お茶漬けのCMに出てそうな熱気のある食べっぷり
体も温まったし美味しかった。髪も乾いてきたし雨も止んでいたようで、ここで記念撮影。
後方は広いスペースになっているので、晴れていたらここでシート引いて食べれるといいなと思いました。心の綺麗な人にはここから富士山が見えます。
さて、満足したのでこれにて下山を開始です。ちなみに山頂にはトイレがありますので鍋割山ではトイレの心配はなさそうです。
こちらは…名前わからんかった。とりあえず目立ってたので撮っておきました。
下の写真は嫁きのこと合流した時に撮った写真。何故「合流」なのか、要するに率直に大方の予想通り平たくところはばからずに正直に言ってしまえば、私がお腹を下して山頂のトイレに引き返したからです。下山開始15分後くらいの出来事でした。とにかく急いで登って急いで降りてようやく合流したのが往路で紹介した後沢乗越でした。
この日は下山時もまだ余力のある嫁きのこ。霧も薄くなってきました。
往路で紹介し損ねた看板。(画像クリックすると拡大出来ます。)
この時期はアザミはもう枯れてます。群生していたので見頃の時期は綺麗そう。あざみは色んな山で見れますが綺麗なので私は結構お気に入り。
登山口まであと1時間というところでしょうか、晴れました。なして今更…
嫁きのこが悲鳴を上げたカエル。悲鳴から私が気付くまで時間がかかったので、熊が出たのかとドキッとしていたらカエルでした。
この門が出てきたら登山口までもう少し。。
ピストンなので当然行きにも通りましたが、下の写真の通り動物の侵入を防ぐために仕切りがあります。左右に開閉するものですが、ここを頑張って下から潜ろうとしている登山者がいて間違いに気付いた時に恥ずかしそうにしてました。通る方は一応お気を付け下さい。
そんなこんなで大倉に辿り着くとちょうどバスが来ていて長蛇の列が…。疲れたので座りたかったのですが次のバスまで30分くらい空いてしまうので我慢して乗り込みました。意外と収容できるのね。
帰りは渋沢駅から3駅の鶴巻温泉駅にある弘法の里湯へ。かなり人が多くて入浴後は浴室前のロッカーは全て埋まっていて人が並んでいる状態でした…。もし他の温泉がアクセスの良い場所にあれば他を探してみても良いかもしれません。
以上、鍋割山でした。
今年はもう冬が訪れてしまうので雪が降ったら軽アイゼンしか持ち合わせていない私達はしばらく休業に入るかもしれません。もしかすると軽い雪山にチャレンジするかもしれませんがまだ未定です。折角始めたこのブログを更新しないのは負けた気がするので、ゆった〜り更新していこうと思っています。
つまらない自己満足的な内容で恐縮ですがよければ今後ともご覧ください。